お酒の原料となる米は、玄米の状態から精米をします。玄米の外側を削り取る精米をし、磨き上げます。この精米の歩合によって、造られるお酒の種類も異なります。吟醸酒を造るには60%以下になるまで、大吟醸酒を造るには50%以下になるまで精米をします。
続いて、精米の終わった米の糖(ぬか)やゴミなどを取り除く洗米をします。洗米で使用する水も、当蔵元にある駒形神社から湧き出る地下水を使用。
洗米後は、蒸す前に必要な水分を米粒に与える浸漬(しんせき)を行います。米が蒸される為にちょうど良い吸水量を見極め、精米の歩合や米の種類によって細やかに浸漬の時間を調整しています。