慶長八年より創業四百年
山紫水明の奥久慈の地で 酒造り一筋に歩んできました
雄大な奥久慈の自然の恩恵に育まれて、当蔵元の長い歴史と共に造られてきた「久慈の山」。
そして地元の米にこだわり、新しい息吹を届ける「カミマル」。
この二銘柄は根本酒造を代表する想いを込めたお酒です。

真摯に酒造りを続けてきた根本酒造入魂の銘酒

当蔵元の長い歴史の中で「久慈の山」というブランド名の以前は、蔵元近くを流れる川から名づけた「久慈川」という名でした。しかし当主が『山のように威風堂々とした不動の銘酒を』との想いで「久慈の山」と改名。以降、当蔵元を代表する酒として多くの方に愛されて参りました。
名水として誉れ高い駒形神社に湧出する御神水と、選び抜かれた米、熟練の杜氏の技から生み出される「久慈の山」。口当たりがすっきりとしながらも豊潤な味わいで、豊かなコクと香りに包まれます。飲み飽きない淡麗辛口の一本筋の通ったこだわりの酒は、多くの方からご支持をいただいております。

根本酒造の旧屋号を冠した新鋭のブランド

2011年3月11日の東日本大震災では、当蔵元も被害を受けました。母屋の屋根瓦を直していると、一つの瓦に私どもの旧屋号『上丸(かみまる)』のマークが刻まれているのが目に留まりました。当時、『何か新しい酒を』と試行錯誤を重ねていた折でしたので、震災からの新しい出発の思いを込めて、新しい酒を「カミマル」と命名。以降、さまざまな研究と試行錯誤を経て造られた「カミマル」は、茨城県オリジナル酒造好適米『ひたち錦』を贅沢に使用した、地元で育まれ誕生した革新的な酒です。柔らかい口当たりにまろやかな味わいで女性のお客様や海外でも高い人気をいただいております。ゴールドラベルの純米大吟醸とシルバーラベルの純米吟醸を揃えております。
※ゴールドラベルは美山錦を使用。シルバーラベルはひたち錦を使用しています。